適正視認距離と視野角について

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適正視認距離と視野角について

どうも!LEDサイネージ営業担当の大嵩です。今回はLEDサイネージがきれいに見ることができる、適正視認距離と、その視認することができる角度である視野角についてご説明させていただきます。

LEDサイネージは画面の大きさだけでなく、LEDドットのピクセルピッチの細かさで金額が変わります。前の記事にも触れさせて頂きましたが、ピクセルピッチとは、ピクセル間のLEDとLEDの間の距離のことをいいます。ピクセルピッチが狭ければ狭いほど(数値が小さければ小さいほど)、面積あたりの解像度が高くなり画質がよくなります。という理由があり面積あたりのLEDが増える分、LEDサイネージのお値段は高くなります。
つまり、視認することができる距離が短くなるのでお値段が高まるということです。

そのため価格を出すには、ピクセルピッチはどの程度が良いのかを表す適正視認距離の計算が必要となります。適正視認距離とは、LEDサイネージの映像をみる人にとって最適な距離のことを言います。
適切な視認距離を、以下の計算式で把握することができます。

適正視認距離(m)=画素ピッチ(mm)× 1.16

例えば、2.5mmのピクセルピッチであれば約3m、20mmピッチであれば、約23mが適正な視認距離となるわけです。つまり、LEDビジョンをどの程度の距離から見て欲しいかによってピクセルピッチとサイズを検討する必要がございます。

続いて視野角についてですが、LEDサイネージの性能を示す指標の1つに「視野角」があります。視野角とはLEDサイネージ上に映し出された映像をきれいに見ることができる範囲の広さのことです。

LEDサイネージは斜めから見ると極端に暗くなり見えにくくなります。LEDサイネージの特性でありますので仕方がありませんが、LEDサイネージは街頭ビジョンなどとして多くの人に見てもらう必要がありますので、この視野角は十分に取られています。

視野角には、上下方向の角度の広さを表す「垂直視野角」と、左右の角度の広さを表す「水平視野角」の2種類があります。
LEDサイネージの視野角は、通常の液晶ディスプレイの垂直・水平のどちらよりも広いという特徴がございます。

以上が適正視認距離と視野角についてのご説明でございました。LEDサイネージを設置するにあたって、重要なポイントでお値段にも関わるポイントでございましたがご理解いただけましたでしょうか。お客様のご相談に対してご希望に沿うご提案をいたしますので、ご不明な点がございましたらお気軽にお問い合わせくださいませ。

TEL:090-54729452(担当:大嵩)

では次回はメンテナンスについてご紹介いたします。