GOB加工タイプについて

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GOB加工タイプについて

どうも、LEDサイネージ営業担当の大嵩です!
今回はGOBという加工タイプについてご紹介いたします。GOB処理と言ったりもしますが、今回はGOB以外にも加工タイプに関しての説明もできればと思っております。

そもそもGOBとはなんという意味かと言いますと、「glue on board」の頭文字を並べた文字でして、直訳すると「ボード上の接着剤」という意味になります。接着剤と思うと語弊が生じてしまいそうですが、GOBとは、通常のLEDパネルの上から樹脂コーティングし、耐衝撃性、防塵性、防水性を高めたLEDディスプレイでございます。
またこのGOBを施したLEDサイネージは強度が高まるため、床面に設置しその上に人が通っても壊れる心配はございません。

より詳細にご説明いたしますと、LEDサイネージというのはLEDの小さな発光体の集まりでコンテンツを表示しております。従来のSMD(Surface Mount Technology)という加工タイプのLEDサイネージは、この発光体が露出している状態でございました。この状態ですと保護性能のレベルが低く、LEDランプの寿命が短いであるなどの欠点がございました。
もちろん、SMDタイプのLEDサイネージにも利点があり、製造コストが抑えられる点や、メンテナンスがしやすかったりLEDのランプ切れが生じた際の取り替えが簡単でございました。

それから技術が発達しまして、樹脂コーティングが可能となり、現在のGOBを施された加工タイプのLEDサイネージが登場いたしました。
透明度も高いため、樹脂コーティングをしているからといって、従来よりもサイネージが見えにくくなるということはございません。

ここで改めてGOB加工したLEDサイネージの利点をおさらいしたいと思います。
・耐衝撃性
GOB加工により耐衝撃性が備わり、外部からの衝撃を軽減します。
・防塵、防水
表面がコーティングされているため、埃から保護します。また湿気や雨に対しても入ってくるのを防ぎます。
・寿命が長い
静電気放電(内部回路や誤作動してしまうこと)を防ぐので、結果的にLEDが長持ちします。

以上がGOBについてのご説明でございました。これからのニーズが高まってくる加工タイプの製品でございますので、もし分からないことがございましたらお気軽にお問い合わせいただけたらと思います。

TEL:090-54729452(担当:大嵩)

では次回はドローンの性能 part 1についてご紹介いたします。